たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

光と水のダフネ 24話 最終回

昨夜視聴直後に絶賛一言書きましたが(は消しました),再度気を取り直して。
オープニングなしで開始。よもぎ1号でエルピダに到着したネレイス御一行。これで過去へのこだわりは最後にすると決意するマイア。しかし海洋庁は彼女らを妨害するためにやってくる,それを助けるトレジャーハンター兄弟妹。そのすきに小型潜水挺で水没しているエルピダ内に侵入したマイア。ここですべてを思い出す。エルピダは浮上前にバイオハザードを起こし,隔離のために見捨てられた(攻撃された?)。海洋庁はこの歴史を隠蔽していた…って事。
バイオハザードが起き混乱していたエルピダに救護班が来ないことを知ったマイアパパは動物用のコールドスリープポッドにマイアとお兄ちゃんを入れることにする。ポッドの前で両親と別れるマイアとお兄ちゃん。
すべてを思い出したマイアはレナに語るが,その言葉はトレジャーハンターや海洋庁にも流れる。ダフネの樹の根元を発見したマイアはカプセルを回収,中身はビデオのディスク。そこには当時の水樹家とアイが映っていた。マイアの誕生パーティのビデオ。これもみんなに流れる。そしてお兄ちゃんの手にはおじいさんと同じアザが。カプセルに入る前におじいさんと同じおまじないをお兄さんが言っていたのを思い出す。そしてマイアはおじいさんが兄であったことを知る。ここでエルピダのドームは倒壊。マイアは脱出。お兄さんはエルピダ壊滅から35年後に発見され,記憶は取り戻したが,身の安全のために黙っていたらしい。
最後は海洋庁の試験の日,マイアを待つつかさがネレイスの仕事を続けているマイアをみて終了。結局ネレイスとしていきることを選んだってことらしい。

おしまい。感動した。

良く最後の一話にこれだけ話を,しかもそんなに不自然な詰め込み感なく納めたなぁ…と感心です。これまでの謎を綺麗に解いて,しかもそんなに説明ばっかり…って感じじゃありませんでした。うまいなぁ…。まぁ前回まででいろいろ薄々感じていたのが明らかになっただけ…なので細かい説明をしなくても済んだ…っていうのもあるんですが,それも考えてみたらうまい構成ですね。それでもエルピダが当時の連合から隔離のために見捨てられたっていうダークさは予想以上でしたが。それぞれのキャラもそれぞれのキャラの通りに動いていて,これもこれまで丁寧に各サブキャラを描いてきたからでしょう。考えてみたら,すごくしっかりシリーズ全体を構成していたことがわかります。

マイアが知っている秘密っていうのも9歳の少女の分相応でそれも良かったです。これでなんか浮上の鍵とか持っていたら逆に萎えます。カプセルの中身がビデオっていうのも自然だし,死んだ家族の映像を流すのは,かなり泣けます…。それにおじいさんがお兄さんというのは,少なくともおじいさんが語った昔話はすべて本当の事だったわけで,マイアにとってそれは救いになるでしょう。

まぁ,多少謎は残っていて,本当に彼ら二人しか助からなかったのかなぁ?とか,水樹家を警護していたアイはどうして最後の時にいなかったのか?,助かってるって事はエルピダ自体にいなかったってことになるけど。あと,マイアとお兄さんが海上に上がって無事だったのは,ウィルス感染はしてなかったのかなぁ…。

潜水艦…って無線できるんだっけ…とか突っ込みもあるんだけど…,まぁそれはいいや。

シリーズ全般の感想は別途書きます。一回,見直すかなぁ…。