たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

KURAU Phantom Memory

観ているうちにいろいろ不満も出てきたのですが,結局最後まで観てしまいました。設定,絵,音楽等からちょっと期待しすぎたんですかね?。もうちょっと力を抜いて鑑賞すべきだったかな?…と思っております。
この作品の最大の功績は「対」という概念を示したことと「クリスマス萌え」でしょう(笑)。実際「対」は便利な概念で,他の作品でも「こいつらは対」という風に使えるものがたくさんあります。恋人とかカップルとかとは違った意味での根本的なつながりというか…。クリスマスも他の萌えアニメのキャラとは違った,なんとも慈しみたくなるような萌えでこちらがいい気持ちになりました。
一方で2クールもあったのに,話が停滞している回があったり,展開が早い回があったりと構成のまずさが気になりました。それと脚本に横のつながりが無く,突然新キャラが出てきたらすぐに死んだりとか,そういうのが散見されました。
個人的には非常にもったいなかったな…という印象で終わりました。24話をうまく再編集すると結構いい作品になるんじゃないでしょうか?…。つまりストーリ自身も決して悪くはないのです。