たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

To Heart 〜Remember my memories〜 全体を通して

どうも年明け以来感が狂ってるのか自分の文章の出来が悪い気がするので*1,書く気が萎えてますが…,一応。
原作ファンなのでみましたが原作ファンじゃなかったらみなかったろうなぁ…というのがこの作品に対する評価です。出来の問題というよりは,原作を知らない人を寄せ付けないような説明の無さとエンターティメント性の低さが気になりました。ただあかりと浩之とマルチの三角関係をまじめに描いた点は評価したいと思います。でもそうであればそれにもうちょっと注力して欲しかった…というか,葵とか琴音の話は不要だったのでは?…。
つまり観ていて偉くしっかり描いたキャラとそうでないキャラの扱いが中途半端で主役三人のみをしっかり描くわけでもないし,全員を均等に扱うわけでもない。一応各当番回ぽいのはあったけど,それもいかにも当番回って感じで。まぁわたしは東鳩の中では委員長と先輩が一番好きなので,そう言いたくなるだけかも知れませんが(^^;)。
でも,その割には綾香が大活躍でした。いや綾香は好きなのですが,不自然に大活躍。もしかしたらスタッフが綾香好きなので,綾香を出すために葵ちゃんにスポットを当てたのでは?…と思ったりもします。
なんとなくそういう感想です。スタッフの思い入れの強さを感じてしまうところに,東鳩って古典なんだなぁ…とか思いました。よくよく考えれば,エロゲ版の東鳩は声が入ってなく,PS版になってから声が入ったので,エロゲから入った人も声優に対して違和感がないし,いま考えると結構贅沢なラインナップでもあるなぁ…とか思ったりも…。
誉めてるのか苦言を言ってるのか良くわからない感想ですが,そういう感じで…。

*1:もともとだろう?…って言われそうですが,それにましても