みてきました。ちなみにわたしはゲームはやってます。BS-i版はみてません。みたいよぉー。
…というわけで，
ネタバレありですので，
ご注意ください。
観鈴の話と神奈の話を観鈴が古典を調べる形で平行に描いていく手法はいいと思いました。ゲームは観鈴の話が終わってから神奈の話がいきなり始まりますが，アニメではそれは向かないでしょうし，平行してやることにより，観鈴が神奈の生まれ代わりであること往人が柳也の生まれ代わりであることがうまく伝わっていた気がします。
晴子以外の他の登場キャラがほとんど登場しなかったのは構成上しかたないけど，美凪が一瞬出たのに対し，佳乃って出てましたっけ(^^;)…。あと裏葉は好きなキャラなので，もっと出て欲しかったです。神奈の話が結構原作と変わってしまってちょっと残念でした。裏葉を含めた三人で逃げる話好きなんですけどね。
エンディングに対しては多いに不満…。まぁ仕方ないかとは思いますが，明確に書こうとしたらああいう感じなのかなぁ…。まぁ原作のカラスになってもう一度…っていうのはやらなくていいかとは思いましたが，ああいう風に明確に観鈴がどうなったか書かれてしまうと(T_T)。ゴールしたところで空を映して往人の語りでぼかして…っていうのでも良かったんじゃないかぁ…「結局どうなったのかわからん」っていうのが原作だった気がしますが…それで良かったような。
まぁその辺はゴール後にたっぷり尺をとってわけわかん無いシーンをやる必要があるので，まぁ難しいのかなぁ…とは思いますが…。でも止め絵でも良かったんですけどね。
絵は映画の割にはちょっと質が悪い気がしました。光の効果とかはさかんに使ってましたが，人物の絵自体は枚数が少なかった気が…。出崎演出はたくさん出ていて嫌いな人もいるでしょうが，わたし的にはオーケー。あと，ギャグっぽい絵が何枚かとても新鮮で良かったです。なんか妙なパースの絵とかあったりして。
…とかいろいろ書いてますが，わたしの一番の感想は観鈴がやたらカワイイかったこと(^^;)…。ゲームじゃあんなにカワイイと思いませんでした。なんでだろう?…良くわかりませんが。それだけで結構この映画観る価値ありました。
