- オープニング無し。この辺って単に尺の問題なのかな?。
- さりげなく良く動くなぁ…。
- 山から出ていき，絵描きになった男の話。
なんか物凄く概視感があったのだけど，原作を読んだってことだろうなぁ…。マンガで読んでいてもアニメをみてるとアニメの概視感として感じるところがおもしろい。
山から出ていき，絵師として成功して一心不乱に絵を描いていて体調を崩して山に帰ってみたら，親兄弟は死んでいた…という話。暗い話だけど，残された姪を育てていくってことで，まぁ一応未来は見えている。蟲的には，親が死んだ地滑りの時に山の蟲が大量に出ていったために，姪の成長が遅くなっていたのが，絵師が書いた絵に蟲が集まっていて，それをギンコが山に帰したので，今後は大丈夫だろうと…。ギンコが例の先生をだまして絵を売り付けたりも(笑)。
蟲師って結構悲劇が多いんだけど，その中にわずかな希望がある…っていうか，要は世界や自然は生きづらくて苦しいけど，希望が全然無いわけではない。悲劇は悲劇として受け入れて，それでも強かに生きていきましょう…って感じの世界かんな気がする。それは現実だと思うし，ハッピーエンドかバッドエンド…と極端に振っているのが多いアニメ作品に対して，世界はそんなに単純じゃないよ…とメッセージを発してるような気がします。
