リュック・ベッソン，スゲーーーーーー。
いや，もともとリュック・ベッソン好きだし，音楽が好きなサックス吹きヤン・ガルバレクの娘のアンニャ・ガルバレクがやってるという事で，アニメとかマンガを楽しむのとは違う脳みその部分を使うつもりで，観にいったこの週末上映開始のフランス映画ですが…。見事に日本のアニメやマンガに毒されたようなストーリに途中何度も吹き出しそうになりました。いや，純粋なラブロマンスなのかも知れませんが。
上映中なので最初の30分くらいの範囲までの話にとどめますが，こういう話です。
背が低く有色人種のアンドレは何をやってもうまく行かず，悪い知り合いにだまされて借金を背負わされ，取り立てに苦しみ，もうダメだとセーヌ川に身を投げようとしたとき，同じく身を投げた女性を川に飛び込み助けてしまった。その女性は身長が180もあるモデルのような美女で娼婦の様な格好をしている。彼女はアンジェラと言い，アンドレについてくる。そしてアンドレは…。
という話。いや……………。これアンジェラがもし天使とか，女神とか，メイドとか，妹とか…だったら，まんま日本の萌えアニメ，もしくはマンガなんですけど(^^;)。オチとか結末とかはまだ公開すぐなので書きませんが，萌えアニメに比べるとバイオレンスというかいろいろ生々しいところありますが，基本設定は喪男の前に現われた自分に味方してくれる美女…ってことで，………。
つーことで，さすが，日本のアニメファンがたくさんいるフランスだぜ。天下のリュック・ベンソンがこういう映画つくるとは思わなかったよ。そういえば，レオンも幼女に好かれたオヤジヒットマン…っていかにもな設定ですが，アンジェラの方が，スゲーストレートですねぇ…。
一人で観にいったのですが，なんか観ていて…痛かったです(笑)。カップルで観に来てる人結構いたけど，どう観ても冴えない男の妄想の様なこの映画…，女性陣にはどう映ったのか興味あります(^^;)…。
