たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

墓場鬼太郎 6話

世の中の物価が上がりお金が無いので鬼太郎はアルバイトで借金の取立てをすることになる。水神の借金を取り立てようと,水神を連れ出すが,水神は逃げ出し大きくなり町を飲み込んでしまう…という話。
水神が借金してるも変だけど,大きくなって人々を飲み込んでいき,ついには町が一面海面の様になるシュールさがなんかすごい。というか水木は鬼太郎に見捨てられて溶けてしまって哀れ…。もう出てこないのだろうか?。
鬼太郎はなんか黒いというよりも,子供の無邪気さ罪悪感のなさ…って感じがうまく出ていて,なんかこういう描き方もあるのか…という感じ。それもあるけど,全体のシュールさがなんかガロ系の漫画っぽくてアニメとしては新鮮なんですよね。
ところで,物価が上昇というのは高度経済成長時の日本をネタにしてるんでしょうが,そのネタにせよ借金の取立てにせよ,妙に現在の日本にも当てはまるように見えるのは,なんか不思議な偶然だなぁ…という気はします。このネタ,バブル時とかデフレ時にやっても,ぜんぜんピンと来なかっただろうなぁ…。あと溶けてしまった歌手とかは何かモデルがいるんだろうか?。…誰だろう?。美空ひばりとか?。
ところで,金貸しは京極夏彦だったんですか?