環にそそのかされて紫は真九郎の学校に行きどたばたを起こす話。
これもありがちな，世間知らずお嬢様が学校に行ってそこで妙な騒ぎを起こす話と，あと当の主人公は，女性に対しては優柔不断で複数の女性に流される…って，こう書くとありがち(エロ女性がそそのかすことも含めて)な話なんだけど…。何なんだろうこの面白さ…。やっぱりプレスコだからなんでしょうけど，台詞回しが面白いし，キャラ造型がリアルなのも不思議な感じ。
今回は紫がほほえましい騒動を学校で起こす一方で，真九郎の近くの二人の女性を紹介するっていう回なんだろうか。やばい仕事をやってる割にはこの二人にはどういうことをやっているか理解されてるんですね。先輩の女性は怪しい女性か?と思って公式ページを見ると天然と書いているので，もともとそういうキャラらしい。
前回が紫と真九郎のふれあいを丁寧に描き，今回はさらにその周りの人間との関係を描きと，徐々に丁寧に広げている感じが好感が持てて，ほほえましいホームドラマになっているけど，なんか全体的に流れる重さが，この後すごい欝な話になるんじゃないか…という感じもして，ちょっと怖い。
…ところで「給仕」と「球児」が最初良くわからなかった…というか野球部の生徒が自分のことを球児というかね?
