たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 11話

めんまが成仏しなかったことで,みなが自分のためにめんまを成仏させようとしていたことを曝露しあう。お互いがお互への気持ちを,そしてつるこはあの日,めんまにジンタンへの気持ちを言わせようとしていた。そんな仲間の一方でめんまはジンタンの母親から無理をしているジンタンに本音を言うことを約束していた。願いがかなったと成仏を始めるめんま。消えそうなめんまを連れ,バスターズのところへ行くジンタン。そしてみんなめんまが見え,皆に別れをいい消えた…って話。
結局やっぱりめんまはジンタンの母親の願いをかなえたかったというわけだし,実はタイムラグがあって成仏したのだし…ということだった。あまりひねりがないが存分に別れを描いていた。
ジンタンは学校に戻ったけど,それってあなるとどうかなるってことなんだろうか?。
それにしても,前に進みだした子供たちの一方で,相変わらず時間が止まったような,ジンタンの父親が不気味というか,ちょっと哀れだったなぁ。

全体を通して書くと,とにかく絵が綺麗なのと描写が丁寧なのに感動を起こされたという感じがする。話の先が見えないところもあったけど,終わってみたら,そんなに奇をてらったオチでもなく,むしろ各キャラの魅力が十分に描かれていたことに感動を覚えた。それにしても現実味の無いめんまや何もしないジンタンより,いい女であるあなるの方が遥かにヒロインだったし,すべてをさらけ出した(笑)ゆきあつが真のヒーローだった。
スタッフの皆様,ありがとうございます。secret baseという曲を知ったのも収穫だったなぁ。