たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

GOSICK 24話 (最終回)

ヴィクトリカと一緒にいたブライアンは,コルデリアの想いを独占するヴィクトリカに嫉妬し殺そうとするが,なんとしても生き延びようとするヴィクトリカに圧され,ヴィクトリカを逃がすが,船の中で息絶えてしまう。一方ブロアはコルデリアによって殺される。混乱する国内。一方久城は戦地で命の危険にさらされていた。戦争が終わり,ソビュールは再びオカルトを廃し復興を始める。そこにはヴィクトリカも久城もいない。一方日本では復員を待つ家族。そこに帰ってきた久城は,久城の手紙を頼りに先に日本に来ていたヴィクトリカに再会する…という最終回。
1929年に終戦ということはまったくの架空の戦争で,日本が勝ったのか負けたのかも良くわからない。というかむしろ話自体が,そういう社会的な描写をやめ,ヴィクトリカと久城の状況と心情だけを描いていたのは,正解だったかもしれないなぁ。グレヴィールもそんなに悪い人じゃないっていうのもブロア侯爵がすべての元凶だったという納め方だった。あの国王で大丈夫なのかね?って気はするが。
というわけで,全体について書くと,2クールをたっぷり使って描いた世界観には愛着もわき,楽しいものがあった。ミステリーというふれこみだったけど,あまり,そこは本格的じゃなくて,単にヴィクトリカのかわいさを愛でる作品になっていた気がするが,それもいいんでしょう。
ひとつ気になるのは原作も完結したらしいけど,同じようなオチなんでしょうか?。
いずれにせよお疲れ様でした。