魔王が戻ってきて大団円という最終回。
冬の国への攻撃を敗退させたり,天然痘の薬がもたらされたり,いろいろあったけど,並べた…という印象であった。
全体を通して書くと。いろいろと多くの要素を持った作品だったけど,いまひとつ大きな流れが把握できず散漫な印象を持った。経済やテクノロジーで平和をもたらそうという想いが見えるのに,戦争のシーンを結構描いたりとか,魔王が取り込まれるところをクライマックスにしたり。勇者と魔王の痴話話も二人の関係事態は一話で固まったままで,そんなに見せ場でもなかった。
原作の一部を描いただけで終わったというのが本当なんだろうけど,やっぱり1クールでは辛い構成だったんではないだろうか。そこそこ面白かったけど,もう少し観やすくしたほうがよかったんではないか?という気はする。いずれにせよお疲れ様でした。