たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

変態王子と笑わない猫。12話 (最終回)

倒れてしまったつかさのために陽人はつくしと月子の泊まってるホテルに押し掛け,連れてくる。病床で苦しむつかさとつかさのつくった服をみせ,二人への想いを説明する陽人。しかし自分は母との想い出がないというつくしのために,子供の陽人は自分の想い出を二人に譲る…という最終回。
陽人の幼少の記憶がない話の答えは意外ながら興味深かったし,いい話だった。いまだに記憶が他人に譲られ続けているってことだよね。
ただし,陽人の記憶がないという話は後半浮上してきたはなしなので,このシリーズの伏線が回収されたという締めでもないのかな?。なんといっても全体の謎は願い猫だけど,そこを片付けてないって事は次シリーズもつくるつもりかしら。
全体を通して書くと,萌えでハーレムでエロで…ってことで,あまりまじめに観るつもりもなかったのだけど,展開の斜め行き具合いが結構おもしろくて最後まで見てしまった。変態王子というけど,陽人はだんだん変態じゃなくて普通のいい人になっちゃったなぁ。むしろ月子と梓というヒロインたちの方が変態度は高くなっていったように思う。「変態さんですね」っていうあなたが変態だ─。
見ていてはずかしかったのですが,楽しめました。