たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

信長協奏曲 10話 (最終回)

光秀の比叡山攻め…で最終回
原作は朝倉攻めが終わったあたりでだし,ドラマもすぐにあるみたいだし話として中途半端なところで終わるのは仕方ないでしょう。その中で比叡山攻めを最後に持ってきたのは,興味深いと思いました。前も書きましたが,現代人のサブローが戦国時代に飛ばされて,信長の全国統一を達成するという目標を持ったとして,虐殺行為を何の葛藤もなく出来るものだろうか?という疑問がこの作品を見て思ってました。アニメの信長は飄々としすぎていて,人間的な感情をもちえてないように敢えて描いているように思いますが,比叡山攻めという虐殺行為についても,光秀の提案をあっさり受け入れるという形で描かれました。その葛藤はむしろ光秀が信長の素性を知ることで少し薄められたように感じました。
まぁ何もかの中途半端なところで終わりましたが,原作にも手を伸ばしましたし,面白い作品だとは思いました。