ミカエラを人間に戻せないかと調べ物をする優一郎にシノアは吸血鬼の貴族のことをいう。軍に呼びだされた優一郎だが,柊家の呼び出しということで,グレンや三葉が釘を刺す。呼び出された先には柊暮人がいて,優一郎がスパイじゃないかと疑い,その後出生のことを聞く。与一と土方が拷問を受けており優一郎は従うことを要求される…という話。
吸血鬼を恐ろしい敵とし,それに立ち向かうために優一郎が能力や仲間を手にいれ,それでも圧倒された前シリーズとうって変わり,吸血鬼視点では,地球を滅ぼした方が人類であり,危険な研究をやっていると語られる。そして日本は柊家が支配しており,しかも暮人が疑いと脅迫で軍を支配してる…というのが描かれた。とはいえ,吸血鬼側もフェリドの傲慢さも描かれ,つまるところ家族を救いたい優一郎に比べ周囲はどちらも,どろどろしたものとして描かれている。
ということで,これはどっちが滅ぶかわからない展開になってきた。百夜の孤児院が,実験施設だったという事実が示され,優一郎の能力もなにかあることが示される。よくわからないのが,暮人は露骨にグレンと敵対してるが,なぜ排除できないのだろう?。話の端々に真昼という女性が出てくるが,まだ死んだわけじゃないのか?。