たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

3月のライオン 3話

二海堂晴信との子供の頃の思い出,そして対局のAパート。川本姉妹との送り盆のBパート,という話。
零と晴信だと零が勝つのが順当なんだろうけど,悔し涙が本気でぐっと来た。以前誰かに聞いたことがあるのだけど,将棋は自分から「負けました」と宣言する勝負。勝ち負けがあるあらゆるスポーツの中でも,口で「負けました」という勝負は少ない,ということらしい。人間,結果の負けを受け入れる以上に,自分から負けを宣言することは辛い。その特殊な勝負の世界を垣間見た気がした。
川本姉妹の話は姉妹の両親の死を姉妹がどう受け入れているか…みたいなところがさりげなく描かれていた。
いずれも,精神的な話を,実に控えめに描く作品だなと思わされた。
ちなみに次回予告は毎回実写なのね。エンドカードは今回は能條純一