たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

ナイツ&マジック 13話 (最終回)

エルとオラシオの最終決戦は,巨大船と飛竜戦艦の空中戦。飛竜戦艦が巨大化したが,それはバリアであることを見抜いたエルは単身突入する。その間地上では,ディートリヒやエドガー達がジャロウデクから城を取り返していた。エルは飛竜戦艦に勝利するが,相手は女王に向かって特攻。しかしキッドがそれを防ぐ。かくしてクジェベルカは勝利。ジャロウデクも野望を諦める。かくしてエレオノーラの戴冠を見届け,エルたちは国に帰る…という話。
ジャロウデクの動乱が片付いて終わり。綺麗にまとまった気がする。最後の最後までロボットの美学を譲らないエルが,彼らしかった。
全体を通して。ロボットオタクのプログラマー異世界に転生したという導入だけど,エルの知識や思想の根拠となってるだけでストーリ的にはあまり関係なかった気がする。知識はあるが人間時代の記憶や大人ぽさが出てくることも無かった。エルのキャラクタがあまりにも前向きなのがギャグテイストに働いていたが,結構人が死ぬときはあっさり死んだりもしていたのはちょっと不思議な感じだった。
それもあるのだけど,全体的にやたらテンポが速く,普通一話位でやりそうなエピソードを半分でやって,一話で二話分くらいの情報量だった気がする。1クール作品なのに2クールくらいあったような気がしていた。こういう情報量が多い作品というのも今の流行だろうか。おかげでだれることも無く,あまり深く考えることなく見れたので,視聴感は楽しかった。