たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

刀使ノ巫女 19話

目の前でタキリヒメがタギツヒメに吸収されるのを見て可奈美らは無力感のまま戻る。しばらくタギツヒメらの動きがなく,ノロ退治に精を出す可奈美たちは悶々としていた。ところがある日突然タギツヒメがマスコミを呼び記者会見。自分は人類との共存を願っており刀使たちや紫たちが邪魔をしているという。政府や世間は様子を見つつもタギツヒメに有利な方向に進んでいき,紫やイチキシマヒメは追われることとなる…という話。
うーん,前半の時もそうだったが,刀使たちの日本の国における位置づけがはっきりしないので,どうしてこういうことが起きるかがピンとこない。その辺をもう少し丁寧に描いていれば良かったのに。前半も紫がなぜ権力を掌握してるのか,その時政府とはどういう関係だったのかが良くわからなかった。今回もタキリヒメは政府が保護をしていたのに,タギツヒメの口車に乗るというのが良くわからないし,高津学長が真庭学長を追い出せるというのも良くわからない。今可奈美らがいる組織はどういう組織なの?
いずれにせよ高津学長の絶好調ぶりが目を引く。前半であれだけ紫に心酔していたのに,タギツヒメについたら紫を反逆者扱い。この人,何を基準に動いてるんだろう?単に権力に擦り寄ってるだけなのか?…それとももしかして紫のためにタギツヒメとの心中を狙っているとかだったら泣けるんだけど,そこまで話を持っていけるか?
夜見の描写もそうだけど,含みがあるのか十分に描けてないのかが,今一つ分からないのが,もったいない。