たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

RErideD−刻越えのデリダ−

最終回,12話まで見た。途中で感想を書くのを止めたが視聴は続けていた。
最後に謎が解け,平和な未来を選択するという終わり方だったが,謎が解けても「そうだったのか」というよりは「ふーん」という感じだった。なんとなく作品の焦点がぼやけていて,その謎でひっぱるのか,それともいろいろと襲ってくる敵とどう対峙するのか,で引っ張るのかよくわからない感じで話が進んでいた。
結局のところ世界線を選んで,すべてのことはなかったことになり,現状を招いた黒幕の様なものもない。そういう意味では,会社を乗っ取った奴が悪役としては小物なのも,最終回までしつこくやって来た役人がヘラヘラしてるのも当然か。すべてデリダが一つ選択するだけで,なにも成し得なかったわけだから。
結局のところタイムリープで過去改変して丸く収めるなら,もう少しそこを丁寧に描いても良かったのではないだろううか?。なんかちっとも何が起きてるのか解らなかったし。
平和に丸く収まった中で最後にユーリィーの想いが叶えられなかった事が一つ話に深みを与えてる,と言いたいところだけど,最後の「あれ?涙が」っていうのがあまりにテンプレで,ちょっと笑ってしまった。
まぁそういう感じ。ひどい作品とは思わないけど,次回が気になるという感じでもなく,結果的に少し不真面目に作品を見たから,こういう感想になってしまったのかもしれない。