たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

SSSS.GRIDMAN 12話 (最終回)

アレクシスにより怪獣にさせられたアカネは町を破壊して暴れまわる。裕太の中身は完全にグリッドマンになる。アンチはグリッドナイトになり,アカネの怪獣と戦いアカネを救おうとするが,アレクシスに刺されてしまう。六花は内海を迎えに行く。ぐだぐだいう内海だが,最後は裕太を友達と言い戻る。グリッドマン同盟がそろい,アクセプターを全員でかざしグリッドマンになる。内海と六花がGRIDMANのコードを入れると,実写版デザインのグリッドマンが降臨。何度も復活するアレクシスだが,最後は封印する。アレクシスを倒しアカネの世界から去るグリッドマン達。そしてアカネ(実写)は眼を覚ます…って最終回。
最後の実写がインパクトがあった。オリジナルのグリッドマンを知らないのでネットを見て理解したことも多いが,結構いろいろとオリジナルを知ってると楽しめる内容だったようだ。オリジナルのグリッドマンがアカネの世界に入って来たという事らしい。最後のアカネが実写だったのは,アニメがあくまでもアカネが作った世界であるという差を明確にするって意味で,実写版が現実であるということでもあるんだろう。ちょっとおもしろい演出だけど,特撮が原作であるというのをうまく使ったものだと思った。
あと私は言われて思ったが実写のアカネが六花に似てるということで,六花はアカネが自分に似せて作った存在であり,アカネの世界のアカネは自分の理想の姿だったのだろう。アカネが六花を特別視していた意味がここでわかる。あと六花のデザインがなんか変わってるなぁと思ったのも実写のモデルがいたからなのか…。
裕太がグリッドマンに憑依されたのは,アカネをみんな好きになる世界で裕太のみが六花を好きになったかららしい。アカネが裕太を誘惑してうまくいかないのを困っていたのも,裕太のイレギュラーというのもあるし。オリジナルの自分に似てる六花を好きでいてくれる存在ということで戸惑っていたのだろうか。
アニメの世界がアカネが作り出したものであれば,アカネが目を覚ました時点でこの世界は消えるのか?と思われるが,怪獣少女が「元からいた」と言っていたので,アカネが関与しなくても,何かしらこの世界は残るのかもしれないし,アンチもその世界で生きていけるようになったということなんだろう。
それにしても,これまででてきたキャラがすべて夢だったという壮大な夢オチ。今やってるSAOもキリト以外がNPCという感じで感情移入できてなかったのだけど,なんかそういう意味ではグリッドマンの方がすごい夢オチだなぁ…と思った。
そういう意味で,いろいろとインパクトのある作品だなぁと思う。オリジナルのグリッドマンを見ていた方がもっと楽しめたんだろうなぁ。だからCMやっていたのか(w。
これまでにない作品を見れたという意味で,十分満足です。