修学旅行中の写真の中に，陽菜と夏生が部屋にいるところが写っており学校にばれてしまった。呼び出された陽菜は学校を去る事で，この事があきらかにならない様お願いし，終業式の日突然異動を発表した。夏生は話を聞かされておらず，また陽菜のアパートも空になっており，夏生の前から陽菜は突然消えてしまった。茫然とした夏生だが，その思いを小説にぶつけ，一本書きあげた。その小説を桐谷に見せたところ評価され，桐谷は賞に投稿し，賞をとる。…という最終回。
まぁ，そうなるよね，という感じでもあった。ただ陽菜との別れを糧にして賞を取る夏生は出来過ぎというか，ちょっと恵まれてるし，瑠衣に愛想を尽かされることなく，むしろ好かれるのもどれだけ恵まれた主人公なんだ…という気がしないでもない。
この2話あたりちょっとかけ足気味で，話が展開していくので少しご都合にも思えた。ただここで終わるかなぁ。続編ないんだよね?。瑠衣の方が魅力的で中盤はとてもかわいらしく描かれていたのに，終盤の数話は陽菜とのエピソードばかりで瑠衣の存在感が薄くなったのが惜しい。この後瑠衣とのエピソードがいくつかあればよかったのに。
全体を通して。事前に設定を見てあまり興味が無かったのだけど，髙橋龍也のシナリオ構成ということで見始めた。少しアダルトな展開であるが瑠衣がかわいらしく見ていて楽しかった。ちょっと終わりかたが納得いかなったので，もう少し瑠衣との話を描いてほしい。続編やらないかなぁ。
