酒井戸が次に入ったイドは，滝がある場所で無差別に人々が狙撃されていく世界。酒井戸は逃げ惑う人の中で考えるが，自分も撃たれてなんどもやり直す。そのうち，自分がいる場所は回転しているのではないか?，周りにいる人は毎回顔が変わってるのでは?と気づく。それにより犯人を特定する，って話。
今ひとつ，酒井戸がイドで知ったことで，犯人がどう特定できるのかがわからない。というか犯人のイドを形成できるってことは，もともと容疑者がいるってことなのか?。何人かいて絞り込んでいるのか?。でも誰のかわからずに入ってる感じだよな。
イドで死んだらやり直しなのか。記憶を引き継げないから大変だよなぁと思う。酒井戸自体が解くというより，酒井戸の推理で周りの観察者が気づくという感じか。
前回の犯人と今回の犯人が酒井戸と同じ監獄の入ってるのがシュール。そんな牢獄ありえる?。これまで捕まった犯人たちも今後も絡んでくるってことか?
酒井戸，もとい鳴瓢秋人は家族を殺されて無くした元刑事らしい。鬱な境遇。
津田健次郎をおっさんじゃなくて若い風貌の男の主人公に当てたのは，なかなか斬新だと思ったけど，この役にあってるなぁ。もっともこの作品，男性キャラの喋りが，ちょっと癖があって面白い。
