アイドルプロダクションのマネージャーをやっている牧野航平は高校時代同級生の長瀬麻奈に請われる形で麻奈のマネージャーになる。麻奈アイドルの頂点に上り詰める直前に事故で亡くなり伝説のアイドルとなっていた。麻奈の死後，麻奈は幽霊となり航平の元に現れる。数年後航平事務所は新たなアイドルグループをプロデュースすることになり，メンバーを集めていた。そこに麻奈の妹である琴乃，そして後で判明する麻奈の心臓を移植された少女さくらが加入する。航平は10人のメンバーを指揮し，サニーピースと月のテンペストという二つのグループを支え，彼女たちはアイドルのグランプの頂点を目指す。そして二つのグループは同点で頂点に立つが，いつもそばにいた麻奈は成仏して消えてしまう…というエンディング。
麻奈が幽霊になっていたのは，航平をトップアイドルのマネージャーにしてあげられてなかったという無念，そして航平に告白してなかったという心残りかららしい。まぁ琴乃が心配というのも多少はあったのだろうけど。
アイドルもののようで，結局は麻奈と航平の恋愛ものとして綺麗に終わった。高橋達也らしく，丁寧なシナリオで，涙を誘う構成だったと思う。本当にこういうのうまいな。
感想は書いてなかったけど見ていた。最初の１話の時に書いた通り，普段はアイドルものは見ないのでアイドルものとしてどうかはわからないが，幽霊との恋愛ものとしてはよくできていた。作画とかもよく動くなぁと思うシーンがあったり，キャラの可愛さが崩れなかったりして，総じてクオリティーは高いように思った。
まぁ冷静に考えると，航平の今後はどうなるんだろう?。麻奈やったことは呪いみたいなものだなぁ。航平を解放せずに成仏してしまった(苦笑)。まぁ業界関係者には一生独身っていう人もいるんだろうけど。
アイドルものをあまり見ない自分にとっては，航平の麻奈の関係が主軸にあったのが良かったのかもしれません。良いお話でした。
