とある村の女の子マーチは,ままごとが好きで早く大人になりたいと言って育っていた。ある日村に祈祷師がやってきて,この村から生贄を出すという。自分が死んでしまっては大人になれないと納得がいかないマーチだが,自分が拒絶すると他の小さい子が代わりに差し出されると言われ渋々生贄になる。儀式の後,マーチはハヤセという女に連れられ山に入るが,マーチの村のパロナという女が助けに来たので,マーチはハヤセからはぐれて一人になってしまう。そこに腐乱した死体として転がっていたあの球体から人の形になったものがあった。マーチの目の前で再生する「それ」。マーチは「それ」を連れて森を歩くが,途中食べ物などを与えるって話。
「それ」が思った以上に動物でちょっと驚いた。もととなった少年の振る舞いとか覚えてないのだろうか?。まぁ最初は狼の肉の食べかたもわからなかったようだけど。
マーチが世話好きというのが良い具合に効いているようだ。
それにしてもハヤセという女は子供を生贄に出すのに,子供を不快にさせるような発言をするのは,如何かと思う。いろいろごまかしているうちに生贄に出せば簡単だったんじゃないか?。
まぁこれは,マーチは助かるというオチなんだろうけど,村に戻れるのか,「それ」と一緒に旅に出るのか?。