エミリコの機転でカゴから脱出したケイトだが,時間まで10分,とても間に合わない。エドワードももう無理だろうと門を閉めようとするが,3階の住人から,上から見ろと言われてみると,エミリコの手押し車を船にして,水路をすごいスピードで降りてくるエミリコとケイト。ケイトはススを操り,船をコントロール。そしてギリギリに間に合った。ラムは間に合わず,シャーリーは煤になって消えてしまう。お披露目のパーティで4組が紹介される。そしてコーヒーを飲んだことで,生き人形の4人は,正気を失い,おじいさまを見て感涙する。それを見て驚くケイト,って話。
ケイトの話も興味深いが,まずはシャドー家の秘密が語られた。お陰様たちは寄生型の妖精・モーフ。生き人形と一緒に暮らすことで,人格を得て,そのあとに生き人形の顔を奪うというものらしい。ラムの相手のシャーリーはそもそも人格を得てなかったので喋れなかったのか。このネタバラシはエドワードが3階の住人に聞かれる形で述べられたが,視聴者向けの説明にも思えた。ただ,どうもシャドーも人により持ってる知識が違うので,自分がモーフである自覚がないものもいるのか。
さて,今回エドワードが言っていた,ケイトが反逆者であるという疑い。ケイトが隠し事をしてるというのは,自ら言っていたが,エミリコが正気を失ってしまったので,なにをケイトの考えが語られることはなかった。
エンドロールを見て気づいたが,この話,ケイトの方が主役なんだ。てっきりエミリコが主役だと思っていたけど,今日の話を見るとケイトが主役というのは納得いった。