たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

スーパーカブ 12話 (最終回)

冬を消して欲しいと言う椎に,小熊は日本の果てまで春を捕まえに行こうという。ハンターカブの後ろに椎を乗せ,礼子と三人でロングツーリングをする,って話。
マジで鹿児島まで行くんだ,と驚いた。片道1000キロくらいになるよ。運転していても尻が痛くて辛くなるし,タンデムとかもっと辛いぞ大丈夫か?。そもそも親が許すのか?と思ったら,椎の父親に理解があってちょっと驚く。母親は不安そうだったけど,家庭内で揉めなかったのか。
山梨を出て,滋賀で一泊,境港で一泊かぁ,うーん,原付二人乗りだと自動車道も乗れないけど,そのペースで行けるかなぁ。個人的な感覚だと,一般道は最高速の半分くらいの平均速度になるから,だいたい25〜30km/hくらい,10時間走っても,250〜300キロくらいしか走らないんじゃないかなぁ。もう少し実は宿泊してるのかしら?。
女子高生がずいぶん無茶な話だと思ったけど,自分の経験と照らし合わせてどうなんだろう?と思った。自分はバイクを所有したのは高校を出てからだけど,自宅にカブがあったので,免許を高1で取った後は乗ったりしていた。まぁでも近所を乗るくらい。よく考えると,浪人時代,高校の友達と,バイクでキャンプしたりしていた。公道ではない空き地でノーヘルで乗り回したこともあるので,小熊たちが雪山でやっていたことは,感覚的にはわかる。県をまたぐような移動をするようになったのは大学に入ってからだけど,そもそも隣県の大学と実家を何度もカブで移動したこともあるので,まぁ大学1年だと100キロ200キロのツーリングとか,まぁ当たり前だろう。
高校時代からだと無茶と思うけど,たかだか1,2年の違い,でもこの年代の1,2年って大きいよなぁとか思う。大学1年の時に九州から関西まで自転車で帰省したとかいう同級生いたから,小熊たちがやってることも,それに比べれば無茶じゃないのか…。

さて,最終回なので全体を通して。
自分自身が高校時代からバイクに乗り始めたし,カブに乗っていたこともある。そういう意味でいろいろ思い出させてくれる作品だった。小熊の言動がアレだと言う人もいるようだけど,大学生の男の子だと,何の不思議さもないので,こういうので男女差別をするのは良くないだろう(w。高校や大学生になり,大人から子供になる境目でバイクに出会って,成長するというのは,今は知らないけど,昔はよくあったことだろう。これを女子高生にするところが,まぁ作品として形にするためには必要だったんだろうけど,ちょっと女子高生が一人暮らしているという設定については,どうしたもんだろう?という気はした。こういう境遇の子がいないとは言わなけど。
音楽とかあと彩色とか演出面でも細かく気を使っていて,品質の高い作品に仕上がっていた。まぁでも主人公の性格がアレだからもっと豪快な感じでもよかったかもしれない(w。
またバイクに乗りたいなぁと思う作品でもあったし,でももうああ言う若さはないなと寂しく思う作品でもあった。
ありがとうございます。