ペロ2はコンピュータにダイブ，そこに50年前のタスクを発見，さらに深く潜ると葦原がいた。そこで自分自身が答えであると悟る。一方ゴジラの方に向かう大滝ファクトリー，ユンとジェットジャガーはゴジラの前に行くが叶わない。そこにペロ2からのメッセージが届き，ジェットジャガーは巨大化。最後倒れるが紅塵は青い結晶となり怪獣は全て死ぬってエンディング。
結局ペロ２とジェットジャガーだけが活躍していた最終回。しかも，答えってなんだったの?。ペロ２のプログラム?それとも，ジェットジャガーが壊れること?。肝心のところが言語化されずわかりにくかった。
まぁでも，たいそう面白かった。ユングは消えちゃったんだろうか?ペロ2はバックアップからベロ3として復活したのだろうか?。
全体を通して…。とても面白かった。
ユンと銘のチャットが，SFチックに複雑で，SFぽさを演出していたところが良かった。ただ結局のところコンピュータがハードであるロボットや怪獣より上位にあるような描き方は個人的には趣味ではない。計算機がどんな理屈を生み出そうが，それを現実世界に反映させるには，IFが必要なはずで，それが説明されず計算だけ解ければ世界が救われると言うような感じになっているのは，まぁ今風だけど，ちょっとリアリティが薄い。ただこの作品ではアーキタイプというそもそも物理法則を無視した存在を出してるからなぁ。それでエクスキューズしてるのかもしれない。
そういう意味ではSFぽさは出してるけど，実際全く科学的ではない。
まぁでも怪獣ものとしてみても，怪獣の作画，まあゴジラシリーズ由来のBGMとワクワクさせる作りで，良かった。
クォリティというっていう意味では，今期一番じゃないだろうか。2期作るんだろうか?
