シエスタがヘルの心臓になって，渚になる時の彼女の心情と，渚の体でシエスタが覚醒してカメレオンを倒す話。
最終回の風体で重要な秘密を明かすようにシエスタは語っていたが，渚の心臓がシエスタのなのは周知なので，渚とヘルが同一人物としないと話は合わない，種明かしというよりは「それしかないよね」って感じだった。でも，狙ってヘルに心臓を与えたのか?。唯の目もシエスタの目らしいが，自分が死んで自分のパーツを他人の体に入れて，それで君彦に再び接触したいとかいうのであれば，ちょっと気持ち悪い話なんだけど，そうじゃないよね?。なんかシエスタは望んで殺されたのか，無念だったのか，飄々と喋るので，その辺もよくわからなくなってきた。
全体を通して，シエスタというキャラクタは面白かったけど，話としては，過去話と現在の話が，突拍子もなく切り替わるのでよくわからないなぁという印象。君彦とシエスタの痴話喧嘩というかイチャイチャを楽しむのは良かったけど，ストーリーはまるで掴めなかった。敵が，気持ち悪い怪物というのも，ちょっと興ざめだった。
