高校生矢口八虎は友人と夜通し渋谷で遊ぶ不良かと思いきや,テスト勉強もしっかりやっていい点数を取るという風に人付き合いも勉強も難なくこなしていたが,何か虚しさを感じていた。ある日美術部の作品を見て圧倒される。そして美術の授業で,好きな風景を描けと言われてしばらく考えるが,徹夜明けの渋谷を見て「青い」と思う。それを絵に描き拙い内容だったが,相手に伝わり感動を覚える。八虎は美術部に入り芸大を目指すようになるって話。
原作が好きでずっと読んでるので,下手に感想を書くとネタバレになりそうで,感想書くべきか,とか悩む。
でも,夜通し友達と遊んで,でもテストもいい点数とるとか,八虎の超人感を改めて感じる初回だった。まぁでも高校二年になってから芸大目指すとか言い出すくらいだから,これくらいの超人じゃなかったら,逆に現実的じゃないか,と思った。
私自身が高校時代美術部だったし,芸術とは何かをずっと考えてきたようなところがあるので,ここから始まる八虎の青臭い苦悩って共感できるんだよねえ。原作をどう料理するのか?。アニメだと中の美術作品を絵にするの大変だよねぇ,漫画だと一枚絵でいいけど,アニメだと見る角度とかも動くだろうし,とか,その辺の料理の仕方もきになる。