コウキの母親香苗は,若い時代研究をしていたが,安全を探知するシステムが危険を回避する方法を選べず,黒葛川を助けるために,ゼロスに大怪我をさせてしまう。失望のあまり開発を断念するが,翠堂豪理を出会い結婚し,コウキをアスミを授かる。ある日,香苗は通り魔に刺され殺されてしまうが,失望のあまり豪理は香苗のシステムを完成させると黒葛川に研究を続けさせる。そして,カナエシステムには人間脳が必要と判断し,その頃に事故で死んだアスミを使う。カナエシステムは判断に困ると,中のアスミがRGBの三人に助けを求めるようになってしまった,って話。
昔話。大人たちはみんな繋がってました。そしてどうしてRGBの三人に連絡が来るのかも説明された。もともとカナエシステムはトロッコ問題を解けないという欠陥があったってことなのね。
それにしても,天才研究者の奥さんを亡くして狂ってしまった権力者とその子供たちってどこかでみた構図だけど…。あと今流行りの特区の狂った権力者っていうか。どこかのシンジくんよりコウキは父親に大事にされてるようではあるが。