たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

平家物語 9話

京で白拍子の静らにたすけられたびわは,しばらく彼女らと旅をする。丹後に同じ目をした女性を知っているということで尋ねる。一方平家は,木曾義仲に追われ,太宰府に逃げるも,太宰府もすでに平氏追討の銘を受けており,そこからも逃げることになる。木曾義仲の京での横暴に困った後白河法皇は,頼朝に促し義経も西へ向かう。びわは親しかった平家の面々が追い詰められ死んでいく姿を見,苦しむが何もできず,まいっていく。丹後につき盲目の女性とあったびわはお互いに母娘であることを認識するが,自分と父を捨てた母を最初許せない。しかし,祈り続ける母の姿に自分を重ね,自分も平家を思い祈っていくという生き方を悟るって話。
ここで最終回でもいいように思うが。なんとなく我々が過去を見ても,何もできない,という状況をびわが体現してるようで,不思議な感覚である。
それにしても背景とか絵のセンスが良いなぁ。