たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

小市民シリーズ 10話 (最終回)

誘拐事件は小佐内が,対象者をしばらく出てこれないようにするために,営利誘拐という犯罪に仕立て上げたものだった。小鳩はそのことを悪いことだと告げると小佐内は意に介さず,小鳩との関係を解消するという最終回。
小佐内がやってることは犯罪だと思うんだけど,小佐内が確信犯過ぎて怖い。小鳩が中学時代同級生を吊るし上げていたのとは次元が違うと思うよ。
で,小佐内,罰せられることも反省することもなく,お話は終了。ちょっとびっくりしたが次シリーズがあるらしい。どういう視聴態度で見ればいいんだ?
とにかく,小佐内は関わり合いになりたくない人としか言いようがない。こういう人がヒロインっておかしくないか?と思った。
全体を通して。作画が美しく背景の使い方,心理描写の描き方が独特で興味深く見ていたのだけど,話は常にどこかが引っかかっていて,結局,不快なヒロインという形で終わったのでびっくりですよ。この子こそサイコパスじゃないかと。
次シリーズ,小佐内が罰せられるところを描くならいいが,今回の終わり方だとそういう感じでもなく,どうなるんだろうと思った。