世界は滅びゆくように計画されていた。真実をしり絶望のため全てを壊そうとする9Sとそれでも世界を救おうとするA2が戦う。しかしウィルスに侵された9Sは倒される。機械生命体は地球をさり,一人残されたA2は9Sと2Bのサルベージを願いながら滅んでいく。全てを消去するために多くのポッドが起動されるが,2台のポッドが反旗を翻し戦い,そして9Sと2Bが初期化され復活するって最終回。
最後にポッドが彼らを生き返らせるという展開が意外で痺れた。というかあんなにたくさんいたんだ。機械生命体も含めて,YoRuHa計画だったのかと思ったが,機械生命体はちゃんと外から来たものだったんだな。あんなにあっさり地球をさるなら最初からそうしてくれれば良かったのに。
全体を通して,前期から含めてきちんと話を追ってきたわけでもないし,わかりにくいところもあったが,面白かった。人類が滅んだ後に人類のために戦うようにプログラムされたアンドロイドたちの物語っていう設定は面白かった。機械生命体が感情を持ってきて,人類に置き換わるのかと思ったら,そういうこともなくあっさり去ったのはちょっと肩透かしだった。でも哲学的な問いかけが多い作品だったように思う。
あと第1期はコロナのせいか番組の中断もあったが,総じて作画レベルは素晴らしく高かったと思う。もう一度最初から見直してみたいと思う。ありがとうございました。