鬼平は若い頃めかけ腹ということで，母親から冷たい仕打ちを受けていた。ある日，道場にやってきた道場破りの強さにほれ込み，教えるために道場にのこったその男に指南を受ける。ある日，鬼平は出来心で盗みの手伝いをしようとする。しかしそこには，その先生がいた。鬼平は，とどまるように言われ，盗みには加担しなかった…という話。
盗みに加担するかどうかが分かれ道だったってことだろうけど，十分関わってる気がするが…。
鬼平が結局家督を継げたあたりの事情は説明が無かった。あんまり鬼平の優秀さがまだ伝わってこない。いろいろ経験してることはわかるが。
