昼間(だっけ?)やってるゲゲゲの鬼太郎は全然観てないのですが，当然ながら昔の鬼太郎は観てたクチです。
原作テイストの大人向けの鬼太郎…ってことのこの作品，何で今頃?と思ったらノイタミナ枠だったのね。この枠ホラー多いけど，好評って事なんでしょうか?。作風的には最近やってるのをちょっと見た四ッ谷怪談とか百物語とか，そういういかにもホラーというか，あと線が多い漫画チックな作画になっているのですが，初回だからかずっとこのテイストだからかのか，良く動きます。本当に原作の漫画が動いているような感じで，その辺には感動しますが，この辺もしばらくホラーつくっていて技術的に成熟してきたのでしょうか?。
原作の鬼太郎は…物凄く昔にチョコっと読んだことがあるのですが，確かにこう言うストーリだった様に思います。つまり鬼太郎の両親が病気で死んで，鬼太郎は埋めた母のお腹から這い出てきたし，目玉オヤジは死んだ親の目玉その物。最初のうちは鬼太郎は別に人間に危害を加えるわけでもなく，ただ異物として人間の世界にいるだけで，この辺は水木シゲルの世界観なんでしょうねぇ…て気はする。ついでに昔話を書くと，鬼太郎を野沢雅子がやってるのも，初期のTVシリーズがそうだったので，懐かしい。まぁ野沢雅子は鉄郎とか他のキャラの色もついているのだけど…，やっぱりベテラン声優というのとはまり役っていうのもあってか，凄味があるというか。
というわけで，結構おもしろく見ました。今期は蔵等よりこっちの方を優先して見てしまいそうだなぁ…。でもこの枠って事は1クールなんですよね?，そういう意味ではちょっともったいない…って気はしました。
