たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

2008年アニメ雑感

年の瀬ということで,今年観たアニメ,正確には今年終了したアニメについて,ひとつ感想でも書いてみます。まだ最終回を観てないのがあることと,継続中のものについては,あまり書きません。
今年TV放送したアニメで一番のトピックはコードギアスが終わったことじゃないですかね。前シリーズのうちから常に話題になっていて,そして多くの人たちがさまざまな憶測の中で迎えた最終回で,ほとんどの人をがっかりさせずに終了したことは,本当に見事だとしかいいようがありません。普通あれだけ期待されれば,肩透かしだとか言われそうなのにそうじゃなかった。わたしもなんだかんだいって,何度も見直して涙を流した最終回でした。このレベルの作品が毎年出てくるとはさすがに思えないレベルの良さだったと思います。
あとは,いい作品がいくつもありましたが,とりあえずはレギュラーレベル。
先日終わったばかりなので喰霊-零-のよさが際立って思い出されますが,「紅」 もちょっと毛色の変わった作品としてとても楽しめました。
ギャグアニメとしてよかったのは,バンブーブレード,おばかアニメとして,仮面のメイドガイケメコデラックス!などは楽しめました。ただケメコデラックスは,狂乱家族日記とかもそうですが,ギャグとシリアスが混ざっていて,ちょっと観てるほうが戸惑う部分もあったかなぁ。ワールド・デストラクション 〜世界撲滅の六人〜も作ってるほうはそういうつもりはなかったのかもしれませんが,お話自体よりもトッピーのクマーネタのほうばかり楽しんでしまいました。
乃木坂春香の秘密はギャグアニメというよりは,能登アニメという感じ。最近能登麻美子をネタとしたアニメが結構あるような気がします。
あと,いい話だったのは,狼と香辛料夏目友人帳夏目友人帳は第二期が始まるので,楽しみです。
ノイタミナは相性があわない作品も多いのですが,西洋骨董洋菓子店〜アンティーク〜墓場鬼太郎は楽しめました。ノイタミナは相性が合うと大人向けぽさがいいなぁと思うのですが,あわない作品だとまったくあわないから,今回この二つが楽しめたのは良かったかなぁと。
あとは,魔人探偵脳噛ネウロ灼眼のシャナII俗・さよなら絶望先生鉄腕バーディー DECODE,魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜ウルトラヴァイオレット コード044CHAOS;HEADあたりは結構楽しめたかなぁ。
全般的に思ったのは,良かった作品は奇をてらったものよりも総合的にクオリティが高いということ。話にチグハグ感がなかったり,ギャグとかお約束とかの演出も飽きないようにうまくちりばめていたり,そして作画も綺麗とか。とんがった作品というより,一つ一つのパーツを丁寧に作って,全体もうまくまとめる方が結果的にいい作品になるなぁという気がします。それは別にアニメに限らずゲームとか音楽とか映画とかも同じようなことを感じます。まぁでもいくら奇をてらわなくても品質を上げればいいとわかっていても,そうするには十分なリソースが必要でしょうから,やろうと思っても出来るわけでもないのでしょうけど。
というわけで今年のアニメ鑑賞は終了。最近いろいろあって感想熱が下がってますが,来年もぼちぼち観て行こうかと思います。来年もよろしくお願いいたします。