たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

萩尾望都原画展 観てきた

http://www.hagiomoto-gengaten.com/
今日まででした。これ読んで「しまった」…と思った方ごめんなさい。
最終日&休みということで結構混んでました。ですが,会場が係が,「順番に観なくて結構です」と言っていたのと,お客さんがほとんど女性で,わたしより背が低かったので,まぁ適当にぶらぶらして,人の肩越しとかに観たので,さらりと観れましたよ。
萩尾望都の作品はほとんど読んでいるはずですが,見覚えのある絵が原画,もしくは肉筆で大量に壁にかかっているのを観るのは爽快でした。初期の作品,ポーの一族とか,トーマの心臓とか,11人いるとか,百億の昼と千億の夜とかの原画も綺麗で日焼けや変色とかもしておらず,保存状態の良さに感心しました。これらの原画って萩尾先生の手元に保管されているってことですかね。そういう意味では肉筆画を売る画家ではなく,印刷物を出版する漫画家だからこそ,原画が作家の手元に残るというのは,後でこうやってまとめて鑑賞できるって意味ではいいかもしれませんね。
あと,わたし自身最近は先生の作品は単行本でしか読んで無いので,原画と見慣れた絵の大きさにギャップがあるのですが,結構印象が違うな…と思いました。塗りの密度とかよりも,デッサン自体が,結構違って見えるのが面白いと思いました。ポーも一族とかは当時雑誌で読んだはずですけどね。
というわけで楽しめました。他の場所でもやればいいのにね…とは思います。