たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

それでも世界は美しい 12話 (最終回)

オババ以外の人には祝福されたこともあり,リビとニケは雨の公国を去ることになるが,ニケはオババに会えなかった事を残念に思う。リビに消しかかれオババの屋敷に忍び込むも,一瞬だけ会ってオババは隠れる。しかし帰りの船の中でオババは歌でニケを祝福する。国に帰ってきたら,政務が山積み。二人はそれぞれ仕事に追われ,会うこともできない。寂しがるニケにリビは白馬の乗って登場(笑)っていう最終回。
裸のベットシーンで始まり,白馬に乗って終わりですか。これが女性の願望…ってことでいいんでしょうか(w。
公国の帰路の途中,初回の港町で宿屋の姉妹が出てきたのはよかった。でもせりふが無くて残念。ニケゆかりの宿屋ってことで金儲けに成功したって事なのかな?。
オババの声が横山智佐でバーさんの声かと思ったら,最後の歌はしっかり若い声だった(笑)。
最後はニケのリビに対する想いをひたすら高める後半だった。女性って忙しい恋人にほっておかれるのをこうやってドラマ化するわけか…,などと思った。
全体を通して。
少女マンガ原作だし,お姫様が王様のところに嫁入りする話だし,どれだけ女性視点のファンタジーなんだよ…と思ったけど花とゆめだということもあってか,案外楽しめた。王様とお姫様という関係で,王様は優秀ながらも結局はほとんどのトラブルはニケが自分で解決しており,やり手の旦那の妻ながら妻の自尊心が傷つけられる展開はなく,しかも旦那は美少年という構図は女性の願望の形なのか…と興味深く観たが,全体的にコミカルな演習で楽しく見れた。ところで,これ深夜にやる必要あるんだろうか?。
唯一気になったのが,ニケの服なんだけど,まるでお姫様にも皇女様にも見えない。ミニスカートで活動的な格好というのもわかるんだけど,話の中では何度も着替えてるんだから,普段着ももう少しお姫様らしく変化していけばいいのに…と思った。
少女マンガ原作の深夜アニメにはずれは少ないのだけど,楽しく見れました。ありがとうございます。