実はあまり改めての感想はありません。2クールあった前のシリーズに比べ今回は1クールということで，エピソードも鹿矛囲桐斗の話だけだし，狡噛も結局本物は出てこないし，他の一課のメンバーの深堀もありませんでした。コンパクトにまとめられていたという気がします。「集団的」というキーワードを使ってみたかった…という出オチを狙っていたわけではありませんよね?;-p。
とはいえ，面白くは見れました。この作品はいろんな魅力があるのでしょうが，グロ描写は私にはむしろマイナス要因で，それよりも全体の雰囲気が刑事ドラマ風であるところが気に入ってます。サイバー空間の描写も面白いのですが，前期に比べて今回はこの辺の描写がほとんどなく，ただドミネータで相手のサイコパスを測るってところ以外は，本当に普通の刑事ものだった気がします。
この世界観でまた話を作って欲しいとも思いますが，ただ前期も今期も話の肝がサイコパスを測れない犯人…ってところになっているのは，その手の犯人じゃないと，話を面白く出来ないのでしょうかね?。前期の前半は普通の異常犯とかも出ていた気もするのですが…。
