自衛隊が行った異世界では王が6万もの兵を失いながら,諸侯を送り込み戦いを続けていた。自衛隊は攻めてきた軍を圧倒的な力の差で惨殺する。そんな中伊丹は異世界の様子を探るための隊の隊長に任命され小隊で村などを回る。ドラゴンに焼かれた村で井戸にエルフを見つける…という話。
前半が異世界の方の視点。なるほどそっち側からも描くんだ…。そっち側からだと自衛隊とか不気味な侵略者だよね。でも王もひくつもりがないというか,なんか一物ありそう。もしかして皇帝が国内の情勢不安を払拭するために異世界に攻め入ったの?
交渉しに行くといいながらなぜ惨殺するんだろう?と思った自衛隊だけど,ようやく現地調査か…。幾ら攻撃してきた相手とはいえ,そこまでやるかね?…と思った。