有宇は奈緒と一緒にZHIENDのライブに出かける。そこで始めて演奏されるという曲を聴いたときに,有宇は突然倒れてしまう。夢の中で見たのは,実験施設に歩未と一緒に囚われ実験される毎日。兄は特殊能力ゆえに隔離されている。ある日歩未が実験の中で能力を発現させ,解剖されると聞き,有宇は兄のタイムリープの力を使い世界を変えようとしていたものだった。目が醒めた有宇の元に現れた熊耳は有宇を兄の下に連れて行くという。それは奈緒を救った人と一緒だった…という話。
予告は回想シーンだった。とはいえ,新曲を既に知っていた世界ということで,未来ということであり,現在はタイムリープで戻って来た世界であるということ。
ただ,現在の延長が,あの世界になるかというと微妙。既に歩未はこの世界では死んでいるわけだし。兄が何をしようとしているか?…はこれから明らかになるのか?
[追記]ネットを周ると考察してるブログが増えていて面白く読みました。あまり語られてなく,私が視聴中に気になったことを幾つか。
有宇の真の能力である「略奪」とはどういう能力か?。もちろん5秒の乗り移りの結果能力者の力を奪うことが出来るというのはわかるのですが,奪われた人は能力を失うのか?。略奪という言葉からはそれを連想します。それとも一時的に奪うのか?。それとも元の人の力は残って,有宇も使えるのか?。それなら複製といわれる様な気がします。でも永遠に奪えるなら,有宇にはこれまで略奪した力がたくさん残ってる気がします。一回きりというなら,通り抜けを何回もやったのが合いません。今回最後に兄の力を奪ったのでタイムリープをしたのは兄ではなく有宇という事になります。もし兄の視力がなくなっていたのが,有宇が略奪したせいであれば,サラの視力を奪ったのも有宇って気がするのだけど違うのだろうか?。
タイムリープという能力は何か?。これは時間の巻き戻しということなのか?。それとも能力者一人が過去に飛ぶというの力なのか?。後者であれば,実験施設から過去に戻ったのは有宇一人だけど,逆回転であれば,少し違う。もっとも普通記憶を失うはず。でも兄も熊耳も有宇もあの実験施設の世界を経験して,今の世界にいるように感じた。それってみんなが過去にとんだってこと?それとも数回繰り返してるってこと?。
とりあえずこの辺。きちんと描かれることを期待しております。