たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

血界戦線 12話 (最終回)

レオは絶望王に捕らえられ大崩落が始まった。逃げ出したレオは崩落をとめるべく走る。ライブラの全員がレオを探す。ホワイトはブラックを止めるための結界だった。絶望王の中にいるブラックを見つけ,ホワイトに語りかけるレオ。そしてホワイトを見つけ,ホワイトは絶望王とともに消え,大崩落は止まる…という話。
30分の枠に収まりきらず,放送枠を得るために3ヶ月待たされた最終回。結局プロットとしてはそんなに複雑ではなく,わりとシンプルで本当に30分に入らなかったのだろうか?という気がしないでもないけど,多い登場人物を全員描き,最終回らしい感動する演出をするにはちょっと足りないか…という気はした。
予想通り,ブラックとホワイトの話が絞めで,ホワイトが死ぬことは予想できたけど,ブラックから絶望王が取り除かれ生き残るのというのはちょっと意外だったか?。というか堕落王があっさりレオを逃がしたのが意外だった。
まぁ前回から3ヶ月経ってるので細かい整合性は良く覚えてないのだけど。
全体を通して…。
とっちらかった構成がとても楽しく見れた作品だった。出てくるキャラがどれも魅力的でお馬鹿で楽しかったが,1クールでやるには多すぎるか。もうすこし絞ってやっても良かったんではないか?という気がする。原作がまだ続いているからだろうけど,本筋であるべきレオの妹の話はまるで無し。原作にいないというホワイトの話がクライマックスとして用意されたが,こちらも兄弟の話であり,ある意味レオと妹の話を,別のキャラとして描いたのかもしれない。そういう意味では面白い作り方だけど,やっぱり本人の話も見たかった。
一話で完結してるようなエピソードが多くどれも秀逸だった。そういう意味では,まだ幾らでも続編が作れることになる。是非また新シリーズを作って欲しい。楽しませていただきありがとうございました。