夜トたちのことをすっかり忘れていたひよりだったが，雪音が声をかけたことにより思い出す。その頃，夜トと恵比寿はイザナミに追われていた。ひと月以上夜トが帰ってこないことで，雪音とひよりは黄泉の入り口へ向かう。夜トは恵比寿を逃がす代わりに，黄泉に引き込まれた…という話。
恵比寿とイザナミの関係が自身で言い伝えの一つというのが興味深い。本人の記憶じゃないのか。あくまでも信じる人の想いで，神は存在するのか…。
お父様は，恵比寿が望みなのか，コトノハなのか。イザナミが逃げる人を追いかけるのは仕様だが…，追われたのは本来はイザナギのはずだが…。
