たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

ACCA13区監察課 12話 (最終回)

リーリウムが中心となり五長官でジーンを担いだクーデターの計画が進む。知らぬは王子だけとなり,成功は信じられた。かくして王子の即位の場にて,アッカたちは王子を囲み中を突きつける。しかし本部長が,これは訓練だ,といい納める。リーリウムとフラワウの企みは明らかになり,フラワウはアッカを脱退。王子はアッカの必要性を自認し,継続を約束した…という話。
やはりジーンが王にならないというのは規定路線だったか。モーヴ本部長が権力を掌握するという形になったが,それでいいんだろうか。というかそもそもこれに出てくる連中って,みんな腹に一物ありそうで,だれが善意の人か良くわからないんだよねぇ。そういう中ではオータス兄弟を見守ってきたのが実は課長だったというオチや,ジーンとニックの関係は変わらなかったというのは良かった。
全体を通して,
最初どういう作品か判らなくて,単なるスタイリッシュな作品なのか,はたまた世界観(食べ物,地域)アニメなのか良く判らないと思っていたが,公判辺りから,王位やクーデターの話になって話に求心力が出た。ただ,クーデーターはなんかドタバタで終わってしまい,各キャラや世界観の魅力が勝っていたかなという気はする。オノナツメらしい,スタイリッシュな作品だった。