たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

将国のアルタイル 24話 (最終回)

シエロを守り抜いたトルキエはシエロを属国とし,そこの最高指導者にマフムートを置く。トルキエ初めての属国ということで,うまい統治が求められ,マフムートは彼らの誇りを奪わぬ形での当地を模索する。帝国は撤退し,国内では休戦の議論も出るがルイは戦争に備え,一方ザガノスも帝国へ兵を進める…という話。
帝国の進撃は押し返したもの,戦いは続くというところで終わり。切りは良いが,このまま休戦とならないのは,原作がまだまだ続いているということかな。ザガノスはどうやら帝国に滅ぼされた国の出身ぽい。恨みがあるようなので。
お話終了。2クールだったが,じっくり描いたというよりは,かなり高速に話が流れていた。キャラも多いし,冒頭のキャラは後半は忘れ去られてるし,かなり膨大な原作を消化したということだろうか。
最初の方のマフムートが一人でトリッキーに物事を解決していく様はリアリティが無かったが,一旦パシャから脱落し,その後の交渉により状況を動かしていくあたりは,政治の話になりなかなか面白かった。もう少しじっくり描けると良かったかな。あとマフムートの色恋の話が無いあたり,かなりストイックな話だった。これはこれで面白かった。