たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

恋は雨上がりのように 8話

雨の日からその後,ともだちであることを強調する店長。そんな店内で,バイト友達のユイは吉澤が気になっていた。あきらはバイト先で宿題をやっていて,その課題が羅生門であることを店長に語ると,テンションが上がる店長。課題の問題が羅生門のラストの感想だったことから,あきらは続きが読みたいと書く。一方学校でははるかがあきらのことを気にしていたが,あきらははるかを祭りに誘う…という話。
日常の話なんだろうけど,羅生門がアイテムとしてよく効いており,良くできていると思った。あきらと店長にニキビをつけさせることにより,羅生門を単なるあきらの宿題と店長の文学趣味にとどめず,あきらの心情を羅生門によってかたるような内容になっていたように思う。
あきらがはるかを誘った理由がはっきり描かれてないのだけど,あきらのことを気にかけるはるかに対し,あきらも両鏡の様に気にかけていたってことだろうか。
…といい話の様には思ったが,いくらなんでも野毛の近くに住んでいるあきらと新杉田に住んでいる*1はるかが元住の祭に出かけるのは,無理がないか?…と思った(苦笑)。
なにげにユイがいい子。

*1:以前そう言っていたよね