たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

ゾンビランドサガ 12話 (最終回)

幸太郎の励ましもあったが,さくらは自分は「もってない」,自分がやると失敗するとおちこみライブステージに上がりたがらない。しかしファンとの握手会に行くと,自分は人気があったり,夕霧の「さくら抜きで成功するより,さくらと失敗する方がいい」という言葉もあり,徐々にやる気を出していく。そして本番,さくらはついにステージに上がるが,大雪のためホールの屋根が抜け,音楽が止まってしまう。しかし幸太郎の手拍子に合わせフランシュシュはライブ続行。時期に音も出始めて観客と一体になったライブは成功する。そしてゾンビになってからの記憶も取り戻し,さくらはみんなと共に進む…という話。
最終回でいろいろ伏線を回収するかと思ったら,あまりやらず,ストレートにさくらの挫折からの復活を描いた。残された伏線があるが,二期をやるつもりなのかもしれない。そう思うと,夕霧の当番が中途半端だったり,たえの秘密がまだわからないあたりが,残ったのもうなずける。最後ジャーナリストがメンバーが過去のスターと似てることに気付いたし。
全体を通して。
番組が始まる前,どういう作品かわからず,おそるおそるみたらとてもいい作品だった。前半は多少飛び道具が多く奇を狙った展開だったが,後半は普通にアイドル物になっていったようにも思う。ただ,ゾンビゆえのいろんな時代のアイドルの価値観の衝突などはちょっとおもしろかった。またいくつかの回で,ストーリに合わせた歌の披露があり,とてもよく,まるで歌が始まる前のエピソードすらPVの様であった。本当は全話で違う曲をフィーチャーするとすごいなとは思ったが,さすがにそれは無理だったか…。
幸太郎の過去も少し描かれたが,まだ不十分であり,今後2期が作られること期待する。とても面白く見れた。ありがとうございました。