最終回の一つ前,いよいよクライマックスです。しかし白薔薇姉妹が全然出てこないのはどういうわけよ?…。
小説版の「パラソルをさして」の前半部分のエピソードをやりました。起きた事柄自体はだいたい原作通りなのですが,結構印象が違います。そもそも原作は前回の部分でも祐巳が感情的に嘆いているというよりはすねてる,やぐされているという感情のため,今回聖さまに助けられたときも,割合自分で自分を観察するくらいの余裕はあります。そして聖様,加東さん,翌日の弓子さんとのお話,そして青田先生との会話すべてが祐巳に元気を取り戻されるような内容になっています。
原作を読んだとき前回急激に落ちこんだ祐巳ですが,「これだけいいこと言われるとそりゃ復活するよな」と思ったのでした。でも今回のアニメではあまりそんな感じはせず,むしろ傘が戻ってきた事でちょっと前向きになったような印象すら受けます。まぁ尺の関係で仕方はないのでしょうが,祐巳を元気つけるようなセリフがかなりなくなっているが気になりました。
一方由乃とのやり取りは書かれているというか,むしろ増えてましたね。最後の傘が戻ってきたシーンは本当は志摩子さんに話すところ何だけどなぁ…。とほほ…。
というわけで,原作ではこの時点では祐巳はすっかり復活し,勢いで薔薇の館までいくところですが,今回ではそこまでいっておらず,来週に完全に元気になるのかな?…。それとも祥子様と和解するまでちょっと暗めに行くつもりなんでしょうか?。そっちの方が最終回のカタルシスが高まるからかな?。
原作との違いばかり書いてしまいましたが,まぁ今回の話自体はこれでありかと思います。やっぱり先週のレイニー止めが辛くて,原作読んじゃったせいで,こんな感想になってしまいました(^^;)…。
聖様,ショートだけど,なんか女らしく感じました。制服より胸の膨らみが分かりやすいからでしょうか(^^;)…。
さて来週で終りですねぇ…。