たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

「マリア様がみてる 特別でないただの一日」予想

昨日別のアニメの次回予想をしてみましたが,良く考えてみたら,小説マリみての新刊も発売間近,予想なんてものが出来るのも今のうちか…と思いやってみようかと。全然外れて赤っ恥書くのも一興かと(笑)。
まんが王倶楽部の紹介によると

イタリアへの修学旅行も終わり、学園祭の準備に余念のない山百合会の面々。今年の劇の出し物は、とりかえばや物語。主演は祐巳と裕麒の兄弟。花寺の生徒会との共同作業だが、男性嫌いの可南子をめぐって一波乱あって…!?

とのこと。学園祭の準備だというのはわかるんですが,学園祭本番までやるのかどうかはココからはわかりません。まぁ祐巳祐麒*1とりかえばや物語っていうのは大変ほほえましいかと思いますが,当然それだけじゃなくいろいろと騒動があるようですね。
今更ながらで申し訳ないですが,マリみての現在の一番の問題は由乃祐巳の妹問題でしょう。由乃の件はバラエティギフトで散々煽ってますから,確かにそろそろ…って事はあるかもしれません。でも現在由乃にべたべたな一年はおらず,相変わらず令ちゃんベッタリです。一方祐巳の周りには瞳子と可南子の二人の一年がいます。二人とも祐巳に対して好意を持ってますが,どうも当の祐巳は祥子さまと祐巳の間にあるような強い感情で二人をみているような気はしません。新学年から夏にかけて目立っていた瞳子ですが,運動会以降はどうも可南子の方を作者はよく取り上げていて,可南子説が出るのも当然な気がします。そもそもなぜ作者は可南子を登場させたのか良くわかりません。
ミクシィマリみてコミュで,可南子は祐巳の妹にならないと公言していて,でも祐巳の近くにいるため由乃の妹になり,結果として瞳子が妹になるのではないか?というような予想をしている人がいますが,まぁそれも一理あるとして,ただそうなるとあまりにも屈折した姉妹関係ができあがり,マリみての世界にはそぐわない気がします。瞳子を繰り上がり当選みたいに妹にするっていうのもねぇ…。
実はわたしは白派なので*2紅の妹問題はどうでもいいと思っているんですが(笑),でも祐巳の妹には可南子を置いた方がお話的には合うんですよね。瞳子を妹にしてしまうと,瞳子は祥子様にも心酔してるので,祐巳と取り合う…って事はあるかも知れませんが,祐巳にも好意をよせているので,あまりそんなことにならず,つまり話が安定して終わってしまう。一方可南子は祥子様ともまだギクシャクしているし,本人の家庭の事情や男嫌いという問題もあり,祐巳とそれを乗り越えていく様を描くことができます。そもそも出来る姉が出来ない妹を導くのが紅薔薇の伝統ではないですか(^^;)?…。マリみて祐巳が主人公の物語…という風にとらえた場合,紅薔薇のつぼみとしてほぼ成長し,当然姉との関係も蜜月続きである現在,妹問題が解決してしまえば,よっぽど問題がある妹とかをとらないと祐巳中心の話が描けなくなってしまう気がします。
そういう理由でわたしは可南子が祐巳の妹になるのに有力な気がするのです。そもそも可南子を登場させた事自体が,作者が瞳子を登場させたはいいが,早々に祐巳に懐柔されてしまい,物語が膨らまないことに気づいたことが原因じゃないか?…とか考えてしまいます。
由乃の妹については良くわかりません。あまりで瞳子をとるのもあんまりな気もしますし,なにか劇的な出会いでもあるんでしょうか?…。
で,上記の様な想像がわたしにはありますが,今回の新刊で果たしてどちらかの妹問題が解決するのか?…。意外に今回は可南子の事情がわかる程度にしておいて,次回に持ち越し…という事もあり得ますね。となるとあまり日にちを進めるわけにもいかず,学園祭前で終わってしまうのでは?…とか想像してます。そもそも今回の新刊440円ですから,そんなに厚さもないのでは?…。それに現状祐巳自身が可南子に対して「気になる」程度の存在です。やっぱりそれが「ほっておけない」程度に進展しないと妹とするには至らない気がするので,なにかしらのハプニングが必要なのでしょう。
まぁ外れるかも知れませんが,いずれにせよ楽しみです。

*1:全然関係無い話ですが,祐麒の誕生日が四月一日というのは有名ですが,他のキャラの誕生日ってあまり明らかにされてませんよね?。祐巳も春生まれだと思うんですが,誕生日イベントとかなかったなぁ…。

*2:関係無いけどプリキュアも白派です(ォィ