スゲー,本物の百合アニメだ。
千歌音を刺してしまった姫子。瀕死の千歌音は姫子に前世を見せる。巫女の儀式の最後は巫女が巫女を殺すこと。死に逝く千歌音に気持ちを聞く姫子。本当の気持ちをいう千歌音,しかしそれに答える姫子。そしてチュー。愛を確かめあった二人は力を得て,雨叢雲で最後の戦いを挑む。ソウマもツバサにより復活。姫子を助けるためにオロチを粉砕する。オロチを倒して二人でずっと過ごせるようになったかの様に振る舞う千歌音と姫子,しかしそれは幻,互いにまた逢えることを信じ,千歌音は月の神殿に封印される。日常の生活に戻った姫子。それはオロチが現れる前の時間…,しかしそこに千歌音はいない。しかし千歌音を思い出せないまでも,想い人がいずれ現れることを確信する姫子。そして数年後…。
- 死ぬのを「待って」で止まるのか?(笑)…。
- 赤面しっぱなしの女の子二人がステキ。かって聞いてるこっちが恥ずかしくなるほどの女の子の愛の告白があっただろうか。
- CMの絵が無かったのは何故?。
- 一線を越えた姫子ちゃんは暴走してます。
腹一杯になりました。
[追記]
もう一回見直しました。感動しました(笑)。感想も巡回してみましたが,絶賛している人とがっかりしてる人が極端でよろしいです。それだけ尖っているってことで。
まぁロボットものである必要があったのか?…という突っ込みはみんなしてるので,あまり言いませんが,でも普通に超常現象とか超能力とかの方が納まり的には良かったかもしれませんね。
以前千歌音が姫子に惹かれる理由が良くわからない…とか書きましたが,結局は前世の因縁ということだったようで,運命だったということでしょう。そういう意味じゃ,以前描いていた出会いのシーンってどれくらい意味があったんだろう?(^^;)…。
千歌音が月に捧げられるということで,オロチ以前に戻るということはわかっていたのでしょうか?…。だから千歌音はあれまでやりたい放題やっても,もとに戻るという確信があったのかな?…。でも姫子が一人で映っている写真はどう見ても,となりに誰かいるべきなポーズをしているけど,あの写真を取っているときの姫子はなにを考えていたんだか(笑)。
貝合わせの話はうまいと思いました。月に置いてきた貝と,リセットして元々している貝,同じ貝を二人がしているという…。でも同じ貝は合わさらないんですけどね(笑)。
個人的には魔の純真さをもつ姫子より,悩み裏もある千歌音のほうが数倍魅力的でした。祥子様に見える瞬間があって大変でしたが(笑)。信号での再会はちょっとお約束的だったので,数十年後老婆になって再会という終わり方でも良かったんではないか?とかおもったりもしました*1。
最初あまり期待せずに観はじめたこの作品ですが,終わってみたら結構はまらせていただきました。…いや名作じゃないと思うんですけどね(^^;)…。