- エマのナレーションは新鮮。
- 原作だとケリーとアルってそんなに階級差を感じさせないやり取りだったけど，こっちだと階級差を感じるなぁ…。
- BGMがほとんどない演出…。こういうのも新鮮。
- ケリーの「ダグは旦那様。使いっ走りなって出来ないわ」ってセリフとっても好きです。そんな嫁欲しい(ぉぃ)。
すばらしい…。原作の全然違う二つの話をくっつけて，もっといい話にしてます。もともとは雨漏りをアルに直してもらうときにケリーとダグの思い出話になって，最後にケリーの怪我の話になる話と，別の訪問者がキャンセルになるって話なんですが，それをうまくくっつけて，しかも細かいココロの描写をやっていました。特にBGMを排して静かに続けるのには妙な緊張感がありました。
原作よりも更に時代考証を深めているところもすごいんですよね。エマがアルを呼びにいくシーンは原作だと電話か電報かわからないけど呼び出しになっていてちょっと不自然だったし。あと雨漏りは本当はもっとひどくてエマがスカートをたくしあげてるシーンがあったのですが，それはカットされてました(笑)。その辺は排して，リアルな描写になっていた気がします。
